野猿について…・・

平成11年7月記

 自分が、子供の頃は(40年ほど前)奥山へ登ってもサルを見かけることはありませんでした。

なぜ里山に、降りてくるようになったのかはいろいろな説がありますが定かではありません。

 1、 人間が、サルの居住地を開拓した為。

 2, 植林した為、雑木林が少なくなりサルの餌になる木の実等がなくなった。

 3, 1度、畑の作物を食したら木の実などは不味くて食べられない。  

彼らの好きと思われるな食べ物

 

サルから、農作物(食べないものは、里芋 しょうが etc,)家屋(瓦 樋 アンテナ)

 の被害を、なくする方法はないようです。

彼らのグループは、統制がとれているようで ボスサルがいて一つグループをつくっているようです。

 グループのものが、畑等で食事(餌)をしているときは、見張り役のサルがいます。

この見張り役のサルは危険が迫ったとき(人間が爆竹 ごむかん 石 大声等で

追い払う)他のサルが、安全なところまで逃げのびるまで人間を威嚇しています。

ただし…危険なのは、グループの次期ボスの座を争って敗れたと思われるサルがグループから追い出され一匹で行動しております。

 このサルは、体も大きく気性が荒いようです。追い払ってもなかなか逃げてくれません… 特にお年寄りや子供は、近寄らないほうが良いと思います。

しかし、グループのサルは小さな子サルを抱っこしたり、おんぶしている姿はユーモラスであり可愛らしく憎めないところもあります!!

畑のこの畝(列)は、君たちに作ってやるから他の畝のは取らないと約束を守ってくれたら我々も、その様にするのですが…・!!

 彼らも、餌は畑で取る世代になっている思われます。

一方的にサルが悪いと言うのでなしに彼等と仲良く共存できる良い方法が、あったら教えて下さい…!!

過日、桑名の霞町に住まいされている方から聞きましたが、当地区付近でも出没?

 しているようで、「餌を与えない 近寄らない」の注意事項の回覧板が廻ったそうです。

飼サルが逃げたのかもしれませんが…?

「マイカル桑名」の屋上を飛び回って遊ぶサルの軍団が見られる日も近いのでは……

たのしみに、まっててください (*^_^*)

 では…・またたのしい話題があったらお知らせします。

平成20年7月4日記

近年では彼らの行動も大胆になってきた。
朝早く4時頃にやってくる。
どうやら里山でそれも人家の近くで寝起きしているようだ。
人間や車が近寄って行っても、全く動じない。
こんなこともあった。
私が道路を車で走っていたら、前方で数台の車が並んで止まっていた。
原因は彼らの集団がゆっくりと横断中であった。
以前は車が来ないときねらって急いで渡っていた。
走ってくる車を見ると慌てふためいていた。
今では全く慌てる様子もなく落ち着いたものだ。
集団が渡り終えるまで待たされること度々である。

過日、近くの畑でおばさんがタマネギを収穫されていた。
すぐ側で収穫したタマネギを数匹の親子サルがしゃがんで食べていた。
おばさんが気づいて、石を投げつけていたが全く逃げて行かなかった。
梅やキュウイフルーツは盗られないが畑のナス、キュウリなどはもちろん栗・柿・ビワなど
ひとたまりもない。

我が家の栗・ビワもたくさん実をつけていたが、どちらも
大勢でやって来て朝の半時間ほどで壊滅状態にされてしまった。
側面はもちろん上部も畑全体をネットで囲んではいるのだが、それでも
中へ入って食べている。

家内が来年用のエンドウの種など数袋をネットの袋に入れて
窓の外に吊して乾燥させていたが、すべて盗られてしまった。

窓越しに部屋の中を覗かれたりするようになってきた。
いずれは戸を開けて部屋の中に入って冷蔵庫を開けるのでないか。

また長野から宅配されてきたリンゴ箱を外に置いていたら蓋を開けられて
盗られたこともあった。

サルが人家近くに来ている朝は誰かがパンパンと爆竹のような花火で脅しては
いるが、最近では慣れたもので彼らは平気である。
背中に小さな子供を背負っている姿は愛らしく憎まれないところもある。
野菜作りは種をまき、草を取り、日にちを掛けて根気よく愛情を込めて作っている。
彼らはそんな野菜を贅沢な食べ方をしてわずかな時間で食い荒らしてしまう。

猟友会も定期的に巡回されてはいるのだが効果はないようだ。
確かな対策は今のところないようだ。

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